両極端

あなたは 他人と一緒にいたり集団の中にいると

「自由がない」・・とか

「息苦しい」・・とか

「気を使って疲れる」

「本当の自分じゃいられなくなる」とか

「征服される」・・

「呑み込まれてしまいそう」・・
などなど・・

感じるってこと ないですか?


はたまた 他人や集団と、行動や考えを共にしないと

「ひとりぼっちのようでさびしい」とか

「疎外感がある」とか

「置いて行かれるような気がする」とか

「見捨てられたような気がする」・・などなど・・

感じたことって ないでしょうか。。。


そして・・
ある時は「他人と一緒にいるのはイヤ」といって
孤立したり
ある時は「人と一緒にいないとなんか寂しい・・」とか
「置いてかれるような感じ」といって
スケジュールの空きがないくらいに 他人と会う約束を
入れたり・・
心ではイヤだと思っている他人との関係を
断ち切れなかったり・・

そんな両極端な気持ちが
あなたの中に 渦巻いていることって ないでしょうか・・。

両極端な気持ちを 行ったり来たりする。
これは あなたの傷ついた心、満たされない心、満足できなかった心・・が 
溢れ出した姿なのです。

これは・・私の例なんですが~(;^_^A
「集団の中って、なんか疲れる・・」
「私はつるむのって、なんか嫌い」
そんな事を 学生時代からよく感じていました。

「ゴーイング・マイウェイ!」と言えば 聞こえはいいですが
その実、
みんなが遊びに行く~というとき
「みんなで行くのかぁ。。なんか疲れそう」と
自分の判断で 私は行かない事にしたのに 
でも。。なんか寂しい。

すっごく、親しくしてこようとする友人の事を
「ちょっとぉ~。。」と
重く感じたり・・
でも、交流がだんだん少なくなってくると
本音では「寂しい・・」って感じている自分がいる。。。

私は。。あっち行ったりこっち行ったり。。
こんな 両極端の気持ちをずーっと 
行き来していたのです。

それまで 自分では気がつかなかったけれど
これは「本当の自分自身」の感覚が希薄だったからだと
今は感じています。


「本当の自分自身・・」が分からない・・。

それって、どこから起こって来るのでしょうね?


それは。。
子供の頃、自分の感情・感覚・欲求を
周囲の人間に認めてもらうことが出来なかった、
そんな無意識の経験からくるものです。


例えば、
自分の感情や欲求を出して 親に拒絶されたり怒られたり、
または無視されたりしていくと
私たちは
「自分は相手にとって必要」とか
「愛されている」
という感覚を感じたくって
相手(この場合は親)の求める 自分を「演技」します。

「演技した自分」を相手は、快く思い、
相手に認められていると感じる事が 嬉しいので
「演技」はそのあと続いていってしまいます。

何年も何年も。。
そんなことを続けていくうちに 「本当の自分自身」
「本当の自分の感情・感覚」が分からなくなって行ってしまうのです。

私は「自分自身が分からなくなった典型だなぁ」とつくづく思いました。

40代会社員男性のFさんは 会社で役職につき 
みんなのまとめ役をやっていました。

毎日毎日。。非常に過密なスケジュール。

会社に泊まり込んで 仕事をこなすことも 
決してめずらしい事ではなく、
そしてFさんは 
「自分がやらなければならない」

「自分がやらなければここは回らない」という感覚で

その過酷な仕事をこなしていました。


そんなFさんでしたが
勤続15年目に 非常な体調不良に見まわれました。

原因不明のだるさ・・
虚脱感・・そして、身体中に出る発疹。

とうとう、精神的にも追い詰められ
「うつ」を起こしていきました。


Fさんが体調不良を起こす少し前、
会社に非常に優秀な社員が入ってきました。

その社員はFさんの仕事を肩代わり出来るくらいの
優秀な社員でした。

この新入社員の出現により
Fさんの中で 何かが崩れていきました。

「自分がやらなきゃいけないんだ」

「自分がいないと、ここは回らないんだ」

この思いが、この社員の出現により
崩れていったのです。


Fさんはこの時
「自己重要感」を失ったのです。

周囲が求める「Fさん」を
彼は必死に演じていました。

でも その「役目」を演じなくてもいい状況になった時
「偽りの彼」が崩壊していきました。
そして「本当の自分」でいる事が どういうことなのか
分からないと言うことが 分かったのです。


この状況からFさんは
これまで自分が15年間いた会社という「集団」がイヤでイヤでたまらなくなりました。


「集団に入ったら またこんな思いをしなければならなくなる・・かも知れない」

この恐怖・・
集団にいると 自分が呑み込まれてしまうのではないか・・
そんな恐怖を抱くようになりました。


そんなFさんの思いをセラピーで探っていくと
小学生のFさんが出てきました。

Fさんは妹がいる2人兄妹で
両親は 第一子で男でもあるFさんを とても頼りにしていました。


Fさんの両親が夫婦喧嘩をはじめると
必ず両親はFさんを呼び出し 夫婦喧嘩の仲裁役をさせました。

喧嘩の場面に行く事など イヤでイヤでたまらなかったけれど
Fさんは仕方なしにその場に行きました。

喧嘩のあと 彼の母親は 決まってFさんに
グチをこぼしました。

ある時は泣きながら、またある時は怒りをあらわにしながら。

そして決まってFさんが「慰め役・話を聞く役」をしていったのです。


こんな状況から Fさんは 無意識に
「求められる役目を演じる」事を習慣にしていきました。

そして
彼の母親に どっぷりと心理的に寄りかかられる事により
「重い・・」
「呑みこまれる・・」と
無意識のうちに 彼に刷り込まれていきました。


Fさんはみなの面倒を見る・見なければならない・・という
気持ちの裏っ側に
みなに「必要とされたい」気持ちがありました。

そして一方では
人や集団と一緒だと 呑みこまれるのではないか・・
恐怖を感じる、という
両極端な気持ちを ずーっと経験してきたのです。


小学生の頃の 親の喧嘩の仲裁役・・。
両親の「心理的な世話」。

彼が両極端な自分の気持ちに振り回されながら
本当の自分を見失う原因は
彼と 彼の親との関係の中にあったのです。。。

こんなときは・・おすすめセラピー ⇒ インナーチャイルドセラピー
  前世療法
  解決療法
  夢セラピー
  光の言葉セラピー

このページのトップへ

 
Copyright © Aqua Midori's Therapy all rights reserved.