今までのこと ~メッセージ~

20代のころのことです。
私は一人暮らしの部屋で休日をのんびりとしていました。

のんびりと言うか・・
つかれきった身体を動かすのがイヤでダラーっとしていたのが
本当のところです(笑)。


当時、私は自分の中からなぜか沸いてくる
「一人でしっかりやらなきゃ」
という思いに囚われていまいた。

その思いは、その頃私が体験している 人生の「谷」のような状況から自分を奮い立たせ、
守るために思い込んでいたのかもしれません。

その頃「普通のOLはこんなの体験しないでしょう~」というような、
様々なことが私の身に起きていました。

アンダーグランドな方々との接触や、会社のっとり、事件、裁判、など、
数えたらキリがないくらい「普通」ではなかったのです。


精神的にも肉体的にも、極度に疲労困憊していた時、あることが起こりました。

久しぶりの休日を、ただただ肉体と精神を休める時間だけにあてていたその日、
私は部屋のベッドの上でひとりボーっとしていました。

普段の張り詰めた緊張感や これからどうなってしまうのかと言う不安感はあるものの、
そんなことも もう考えられないくらいに疲れてただただボーっと日差しの降り注ぐ窓を眺めていました。

その日は五月晴れで湿気も少なく、窓のカーテンを通り抜けてくる日差しがまぶしく、
とても「平和」な日だったことを覚えています。
ボーっとしながらも、寝てしまったわけではなく、はっきりと意識もありました。

その時です。
私の目に「赤い流れ」が見えるではありませんか。

「わあぁぁ、赤い流れ・・・、血液だ!」 

一瞬にして自分が何を見ているのかを理解しました。
拡大顕微鏡で血管を見たときとおなじくらいに拡大されて 
血管そのものに私が入り込んでしまったという感じなのです。


「楕円形のもの」が左から右に血管の中を流れていく様がはっきりと見えました。
そして、ものすごいスピードでそれぞれの「楕円形のもの」が流れて行き、
瞬時に「毛細血管?」がひろがり、それまでなかった血液の道が出来る様をまざまざと見ていました。


はじめはびっくりして何が起きたのか、
なんでこんなものが見えるのかが分かりませんでした。

今は、見ることになった意味は理解していますが 
どうして「血管の中身」が見えたのかはよく分かりません。

なぜ「血管」だったのか。。。でも、その時私は
「ああぁ、こんなにすばやく、完璧に流れて行ってくれてるのね。。。
こんなに精一杯頑張ってくれてるんだぁ、血管って! すごいなぁ。。ありがたいなぁ。。。」
そんな「感謝」とも「畏怖の念」ともいえぬ思いに駆り立てられました。


身体は私が知らないところでも、私が気がつかなくても、
私の事をいつもいつも思い精一杯調子を整えてくれているんだぁ。。。
そんな思いがこみ上げてきました。


そして私はその後、頻繁に
「血管の中に入り込み、血液の流れを眺める」という不思議な体験をしました。

その度に、「すごいなぁ。。こんなに知らないところで頑張ってくれてるんだなぁ」
という気持ちになりました。

あまりにも頻繁にそのような「流れ」が見えてくるので、
「これってほかの人も見てるんじゃないかしらぁ。。。」と思って、

「血液の流れって見えるよね~、楕円形の細胞まではっきりと見えちゃうからびっくりだよねぇ」

なんて友達とのおしゃべりの中で言ってみたんです。

そしたら、「えぇ!そんなんあるわけないじゃん!不思議~!!」っていわれてしまいました。。。
うーん。。。そうかぁ、ほかの人には見えないんだぁ。。。
あんまりベラベラしゃべることではないんだなぁ。
そう悟りました(笑)。


私はこんな体験をこのころ頻繁にしていたのですが、普段日常の生活は苦しいままでした。
精神的にかなりきていて、身体もとても辛かったです。

あいもかわらず「一人でしっかりやらなきゃ」のグルグルのエネルギーの中にうずもれていました。

そうしているうちに身体のほうが私に危険信号を送ってくるようになったのは、
これから間もなくしてからのことです。

この体験が、私にとってとっても大きなメッセージだったと気がつくまでには、
それから大きな代償を払った後になってしまったのです。


私がその頃に感じた「身体はこんなにも精一杯頑張ってくれてるんだぁ」という思いは、
私の内側から私を助けるためだったのだと、今では感じることが出来ます。

わざわざとても強烈な印象で「血液の流れに入り込む経験」をさせたのも、
私に気づかせるために何かの力がそうさせたのだと思います。

でもその時は頭で今の自分の状況を考えることしか出来なくって、
私は身体からのメッセージをメッセージだとは受け取ることが出来なかったのです。

だから私は「普通ではない」ことに更にさらに突っ走ってしまっていました。

目に見えることへの対処に追われ、少し立ち止まることもせずに。。
自分の本当の気持ちを「見ないように・見ないように」していたのでした。

身体と心はひとつ。よく言われていることばですが、
あなたは身体からのメッセージに気がついていますか? 

身体が何かの反応をしているときって、何かこころに気がついてほしいことがある時なのかなって今ではすごく思います。

私もこんなことがあったから
「うーん、心と身体はひとつだなぁ」っと本当に感じるようになったのですが、
立ち止まって自分の心にゆっくりと聞いてみる時間をとってあげるのも大切ですよね。。

そんな時間をとるということもしなかったので、「代償」が発生してしまったのですが(苦笑)。

そんな「代償」についてはまたいずれ書いて行きたいとおもいます。
身体にも心にも、「目をむけて」あげるってとっても大切。。。
とてつもないメッセージが込められてると思うから(笑)。

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