自分が好き・・?

「自分が好き・・?」
大抵の大人たちにこの質問をすると

「う~ん、好きだよー」とか
「そうだなぁ、今は好きかなぁ」って
そんな答えが返ってきます。
(私の身近な人たちからは、この手の答えがたくさん返って来ました(^_^;))

現在、大人になった私たちは
小さい頃には出来なかったような事・・
例えば 一人で旅行に行ったりとか
自分の好きなものを 誰の許可もなしに買えたりとか・・
いろんな事が出来ちゃうようになりました。


大人の私たちにとっては そんな些細な事でさえ
子供にとっては 夢のまた夢。
一人で旅行に行ったり 好きなものを買ったりなど(例えばね)
そんな事は 出来る事ではなかったはずです。

そんなところからも
今の大人の自分からなら 多くの人が「自分のこと好きっ」て言えると思います。


でも・・あなたの中にもし
「人の注目を集めたい!」って気持ちが強くあるなら・・
本当の、気持ちの深いところでは「自分の事が好き」って
思ってないのかも知れません。


「人の注目を集めたい」とは言っても、
ただただ、「目立つこと」という意味ではありません。

例えば、いつも体の調子が悪かったりして
「人の同情や気づかい」を欲していたりする事もそうです。

また
何かに熱狂的にのめり込んで、盲目的に突き進む・・。
これは仕事や恋愛のケースも含まれますね。

そして
自分の仕事での地位や、得た収入の多さ、ブランド物などを持つ事によって
自分の価値を 地位や金、物に見出す事。

また、
自分の家族や身近な人間の価値を下げる事によって
自分の価値を上げようとする・・
(相手を批判したり怒ったりして、自分は正当であることを証明しようとしたり)
家族など子供から、賞賛の声をもらおうとする・・

これらは全て「人の注目を集めたい」という心の様々な現れ方です。


あるデパートに勤める30代の女性Cさんがいました。
Cさんは都内で 妹と二人暮しをしています。

姉であるCさんは、妹と暮らす生活費以外の収入全てを
ブランド物に費やしていました。

ブランド物を即金で買えるわけでもなく、ローンを組んで買うのですが
妹との生活は、常に月末から月末の 綱渡りの生活になっていました。


そんなCさんが 私のセラピールームへやってきました。

彼女は こんな風にブランド物を買う事で 
「自分の生活が苦しくなっている事は よく分かっている・・。」

「でも、どうしてもやめられない・・。」

「ついつい、買ってしまう・・。」

と言うのです。


セラピーで彼女の気持ちを一緒に見つめて行くと
子供の頃のCさんが 思い出されていきました。

Cさんの母親は 女手ひとつで彼女たち姉妹二人を抱え
スナックで働いていました。

子供時代、唯一の保護者であるCさんの母親は仕事に忙しく
彼女たちをかまっていられなかったのです。

Cさんは寂しさと孤独な子供時代を思い出すと 
涙があふれ出ていきました。


子供は「自分」を映し出す、健全な鏡となってくれる
存在が必要です。
愛され、無条件に受け入れられたとき
そこには「健全な自分らしさ」が育っていきます。

この「無条件に受け入れられた」経験が不足すると・・
人は外部からの「愛」を求めようとするのです。
そして、「自分らしさ」「自分とは何か・・」が
分からないまま
大人になって行ってしまうのです。

Cさんの場合、
ブランド物という、「人々が認知した物」を持つ事によって
傷ついて穴の開いた心を埋めようとしたものだったのです。

外からのもの、それが例え 人からの賞賛や賛美であったとしても
私たちの心の穴は 決して埋まる事はありません。
自分でその穴を埋めない限り・・。

こんなときは・・おすすめセラピー ⇒ インナーチャイルドセラピー
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