アクアの玉手箱 ~幸せって?~

「幸せ」って書くと。。(いや、PCなので打っているのですが)
なんだかとっても抽象的で何が幸せなんだ?って思いませんか?

何がどうあれば「幸せ」なのか。。
何をどう考えたら「幸せ」になれるのか。。

そんなことを感じる人も多いのではないでしょうか。

私の知り合いに、Gさんという男性がいます。
その方は会社を経営していてすこぶる業績もいい。
社会的にはすごく上手くいっている典型のように見えます。

そのGさん。
お人柄はユニークでとてもいいとは思うのですが、口癖がいつもこうなのです。

「あんたはしょうもないな~、そんなクズばっかり相手にしてたってどうしようもないだろう。」とか
「おれは自分のことなんてどーでもいいんだ」とか、

かなり過激なマイナスバージョン。

そしてGさんをよく観察してみると、そのマイナスな物言いがブラックジョークのようになっていて
ある種のユーモアを作り出しているのですが、「自分なんてどーでもいい」と言っているように
その「どーでもいい」が身体に出たのか、大病を患い入退院を繰り返しているのです。

そしてもう一人、Hさんという女性がいます。
周囲の人たちにとても人気のある、明るく快活な女性です。

そのHさん。
お仲間とかお知り合いとのおしゃべりの中や、仕事で付き合わなくてはならない相手との間で、
相手のいやな面が見えてしまうと、表面には出さないにしろ、
心の中でとても強い怒りがわいてくるそうです。

そして心の中で、その相手を批判したり非難したりして、とても心がざわつくのだと話してくれました。
でも決して相手には思っていることは言わないそうですが・・。


こんな二人の状況。
二人はこの状況を「幸せ」だと、感じているのでしょうか。
いいえ、「幸せ」とは正反対の、心の中にモヤモヤするものを感じるから、
私に話してきたのだと思います。


このお二人の共通点。
それは「批判・非難・否定」ということに心が傾いてしまうという点。

先のGさんは、ブラックジョークを交えながらも、その批判精神は結果として
自分自身に向けられています。

自分のことが嫌いだから、自分なんてどうでもいい。
これがGさんの深いところにある考え方なのです。

そして、次のHさんは、人に対して否定的な気持ちをもってしまうというところ。
もちろん、どんな人だって人から嫌な事を言われたりされたりすると
気分を害するのは当然です。

でも、その相手を非難する気持ち・否定する気持ちをずっと持ち続けてしまうというところが
彼女いわく「心がざわつく」原因であり、「幸せだ」って感じる状況から
自分自身を遠ざけてしまっている根っこだと思うのです。

では。。どうしたらいいのか?

私がこれまで多くの方にお会いしたりいろんな本を読んだり、
自分の苦しいときから「あー、楽になったなぁ」って状況に抜け出したときのことを考えると
「真理」だと思うことが一つあります。

それは、「否定しない」ということ。

「否定しない?!」


「あーなぁんだ、ポジティブに考えるってことでしょ?!」
「ポジティブシンキングでしょ?!」

・・って、あなたは今そう思いませんでしたか?


これは、ポジティブに考える・ポジティブシンキング・ということでは決してありません。

嫌な事を言われた相手に対して

「あー、そんな事をいってくれてありがとう!!」なんて

そんな事、思えますか?
普通、思えないですよねぇ、いっくらなんでも。

なのでその時点で、ポジティブに考えるという事は、自分自身にとって
うそになってしまう・・。

だから私はこう言います。


「否定しないこと」です、と。


「否定しない」からと言って、その相手を「肯定する」という事とは全く違う
と言うことを言いたいのです。


否定しないからと言って、相手の言った「嫌なこと」を「受け入れる」ことも
全くないと言っているのです。


嫌なことを言われたら、

「ふーん、この人、こんな風に感じるんだぁ。」


くらいに思って、正面から相手にしないことです。

否定も肯定もしない・・という立場は、いいかげんと言うものではなく
「いい」「加減」なのです。
お風呂と同じで、熱くもなくぬるくもない、丁度いい状態が心も身体も一番休まるのです。

否定も肯定もしないなら、じゃあ、どうするの?
そう思いますよね?


そこで、問われることがあるのです。
それは、自分自身に対する「自分の考え方」。


人から言われた事ではなく、人からレッテルを貼られた事ではなく
また「親がこう育てたから」ということでもなく
自分が自分をとう思っているのか。

これが一番重要だって、私は思うのです。


「幸せ」って、結局は自分を自分でどう思っているのか?に比例していくものなのです。

だから、自分を悪く考えたり、起こる状況・周囲の状況に対していつも否定的な考え方に偏っていたら
「幸せ」って決して感じられるものではないのです。

自分の中に「たまった感情」「整理できてない思い」があるならば
自分の中から外に出して、きれいにして行ってしまった方がいいのです。


「幸せ」って、自分自身が作るものです。
引き寄せるものーと言ってもいいかも知れません。

自分の事を「否定」せず「批判」せず「非難」しなかったら、
自分を「OK」と思える瞬間が近づく可能性も大きくなるのです。

自分を「OK」って思えたら・・
それ自体が「幸せ」って感じているって証拠です。


だから「否定しない」こと。
受け入れがたい「何か」がやって来ても、否定も肯定もせず、静かにしていたら
必ず通り過ぎていきます。

否定せずに自分の気持ちをどこに向けるのか
自分の事をどう考えるのか・・を常に意識して
自分にとっていいように考えられるようになった時、
私たちの「幸せ」は実感として現れてくるように思えてなりません。
(いや、実際そうなのです^^;)


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